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2008年01月14日

ジェシー・ジェームズの暗殺

cinema-jesse.jpgresp.gif西部開拓時代のアメリカ。アメリカ中にその名をとどろかせた無法者ジェシー・ジェームズと、彼を暗殺したロバート・フォードの人物像に迫るサスペンス・ドラマ。二人の出会いから暗殺、ロバートのその後を描く。本作品でプロデュースも務めるブラッド・ピットが無法者ジェシーを怪演し、ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞。ロバートを演じるのはベン・アフレックの弟のケイシー・アフレック。監督は「チョッパー・リード 史上最凶の殺人鬼」のアンドリュー・ドミニク。数々の犯罪に手を染め、自身のルールで生きてきたジェシー・ジェームズ。理想に燃える野心家の若者ロバート・フォードは、そんなジェシーの仲間になれたことを心から喜んでいたが…。

resp.gifえっと、最近ムキになって映画を観てるのは打率が悪いからです(笑)今度こそ大丈夫じゃ!?と思いきや、今回もやっぱり空振りしちゃったなぁ…。がっくし。やっぱのっけから「椿」「茶々」っちゅーダブルコンボの傷が深すぎ…あいたたた(泣笑)
ん~~。とりあえずあてどもなく長かった、この作品(=上映時間160分。)とにかくエンドロールが流れ出した瞬間「はーっ」って大きなため息ついちゃったほどくたびれたー。静寂と緊張が交互に積み重ねられていく心理劇です。真綿で首をしめられてるようなジリジリした時間が延々と流れて、流れて、流れて、流れて…「ああもう、さっさと殺れよ!!!」って叫びだしたくなるような感じ。もちろんそういう常に緊張した空気感とかテンポは狙いなんですが、イマイチ私の感情がジェシーにもロバートにも寄れなかったせいか、表題シーンについてはカタルシスも何も感じられぬままに終わっちゃった感じです。その前に、ジェシー・ジェームズについての知識がまったくナシでまっさら状態で臨んだのも良くなかったかと。「彼のことは当然ご存知ですよね?」っていう前提で進められる物語なんで、想像のなかで一生懸命ジェシー像を補完してみたけどやっぱり厳しかった…。いきなりアメリカ人に「じゃ織田信長のことは知ってると思うんで、本能寺の変のちょっと前から始めますね☆」みたいなモードというか。きっとこれはアメリカ人が観るともっと別の感じ方があるんだろうな。
ただ、ジェシー・ジェームズ暗殺後はドラマがあって面白かった。ジェシーを殺したことで精神的にようやく解放されたはずのロバートが、「卑怯者」と罵られ、決して解放されなかった心の鎖。閉塞された世界のなかで孤独に生きるしかないロバート。ケイシー・アフレックがすごくいい顔するんですよね。ジェシーの最期を再現するロバートは何を思っていたのだろう。殺る者と殺られる者。「オーラ~」じゃないけど2人にどんなカルマがあったんだろう、なんて強く思いました。
ブラピ様は齢44といえどもやはり華があって、“いっちゃってる”カリスマ犯罪者役を見事に演じられておられました。また一つ新境地を広げたのね、とは思うんだけど、ステキなうちに素敵王子役とか観たいんですけど~なんて腐女子な私は思ちゃったのでした。

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