■山田悠介の同名ホラー小説を映画化。小学生のころ、“親指さがし”に興じて友人を一人失った同級生5人が、20歳の同窓会後何者かに次々と襲われる恐怖を描く。主演にV6の三宅健。『チェケラッチョ!!』の伊藤歩や、『男たちの大和/YAMATO』の松山ケンイチら若手人気俳優ら。8年前“親指さがし”というゲーム中に同級生の由美子が行方不明になる。20歳の同窓会で当時の仲間の信久や知恵らと再会した武は、そのトラウマを抱えて過ごしていたが、もう一度5人でゲームをして由美子を捜そうと考える。
■この先忙しくなること必至だったので、いまのうちに観ておかねば!と早起きして朝イチの回に行ってきましたー。期間限定メッセージは主演5人が全員浴衣姿で1人ずつごあいさつ。健ちゃんは劇中とは違ってすっかり進海丸なことになってます。健ちゃんはわかるんだけど、松山くんのご挨拶の時も小さくキャア♪と湧くお嬢さんがちらほら。お、彼も人気者だったのね、勉強不足ですみません。以下、ネタバレ入るので畳みます。
さてさて映画の方ですが、かなーり前に原作を読んだ時は「なんじゃこりゃ?」な読後感だったんで、すっかり忘却の彼方だったんですが(すみません)映画の方は原作のエッセンスをいただいただけで、まったく別の話になってたので、原作読まなくても良かったじゃん!と軽く後悔(苦笑)しかもその改訂がいい方向に!後半になって話が見えてくるに従って、おお、こうきたか~!とドキドキしちゃったです。ホラーの皮を被っているけど所謂ホラー映画とは違って、ああもしや…って気づいた時が一番怖くてスリリングな瞬間かな。その点で言えば「恐怖を味わいたい」とか「ショッキングな映像求む!」とか期待する人には物足りないかもしれません。若干「ああ予算少ないのね…」と思わせないでもない部分もありますが、全体的に丁寧に作られてて好感が持てる印象。そして何より、全編通して三宅健の女優っぷりを堪能しまくりでございました。いや~彼は本当に演技に深みが出てきましたねぇー。きっともう一回観たら、さらに細かい猛くんの心情が見えて唸ってしまいそうな気がします。そのうえ包帯祭りキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!なサービスシーン?もアリ。健ちゃんファンはその場でバタバタと崩れ落ちるんじゃないでしょうか。もちろんお姉さんもガン見モード突入ですよ!もう裸体に包帯マニアにはたまらない仕様になっております(笑)包帯と言えば「V6 ARENA TOUR 2002 Feel your breeze "one" summer」オープニングの衣装ぶ(だーかーら、あれは包帯じゃないって何度言えば…)
ラスト、すべてを受け止めた猛くんの物悲しい表情が本当に秀逸で、責任感が強すぎるゆえに“心の闇”が暴走してしまった猛くんの胸の内を考えると切なく苦しい。彼が下した結末は、ああいう結末しかないんだろうけど、やっぱり実際にそのシーンを目の当たりにしちゃうと心が痛いです。とにもかくにも、変なホラー作品よりはきちんと“映画”してて、良かったなぁっていう印象でした。あと伊藤歩ちゃんは、地味な役柄をすごく静謐な雰囲気で演じられていて、このまま擦れずに成長して日本映画の宝になってほしいと心底願ってしまう今日この頃なのでした。来週はようやく舞台挨拶もあるとのことで(強行スケジュール大変そう!)。そういえば広島コン初日がちょうど「親指さがし」の初日の日だったんですが、健ちゃんが「今日、僕はコンサートがあるから舞台挨拶出来ないので、監督が1人でやってるんですよー」って言ったら、イノッチが「そっかー、監督が1 人で親指さがしてるんだぁ」って返して大爆笑になったのを思い出しました(笑)
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